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読まれない小説から、自分を解放したいという思い

創作
01 /29 2037
どうも、早くも別の作品を書きたくなってきている管理人、yuu garakutaです。
「アルクレプス大陸英雄譚 破滅の魔女と古の神々」ですが、三人称の多元視点で執筆したのは、正直失敗したかなと感じています。
描写がくどく、テンポが悪いかなと自分でも感じますから。
ただ伏線も貼ってあるので、削るにしても、全部は無理ですが。
話は変わりますが、モチベーションがなくても、嫌でも嫌いでも、書くことが苦痛でも、毎日数百文字程度は問題なく書けています。
といってもアクセス数やらは、どうしても視界に入り落ち込むので、撤去した方がいいかも。
淡々と感情を殺して取り組むしかないのですが、なかなかそうもいきません。
今の今まで何も報われず、何の役にも立たず、年々挫折感と徒労感が積み重なっていくだけ。
無論書くだけで楽しいと思える人種でないので、精神的な安らぎを与えてくれるわけでもありません。
寧ろ頭の中の妄想を上手く言語化できないのと、書き切れずにエタってしまうのとで、罪悪感と自己嫌悪感に追い立てられる毎日です。
書くのにも時間がかかり、その上腰が重いのも悩みの種。
無理やり習慣化して、小説を書くという行為を日課にしたくらいなので、作品なんていつまでも完成させられないでしょう。
それでも何故書き続けているのかという根源的な問いにも納得いく答えは出せず、わざわざ頼まれもしない、つまらないことをやっているのか自分でも理解できません。
強いて言うなら脳内の妄想の全てを出し切ったら、この苦行から解放されるだろうから。
そう答えるでしょうか。
愚痴をこぼしていると、色々とストレスが溜まっているのかと勘違いされるかもしれません。
そうではなく、遅筆故に色々と我慢して、日々読まれもしない小説なんぞに注力しないといけないのは苦行というだけです。
底辺の人間が無駄で、無意味で、価値のない人生の中の下らない一日を潰したという、それだけの話ですから。


2020 1/29
戒めのために、ブログの一番上に載せておきます。
「脳内の妄想の全てを出し切ったら、この苦行から解放されるだろうから」と気づけたのは、自分にとって僥倖でした。
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このクソブログにしてこの管理人 

未分類
07 /09 2024
愚痴、自分語りになりますが、すいません。
更新を停止していた頃はロクに書き上げもしないくせに、認められたいとつまらない自己顕示欲ばかりが増して創作に嫌気がさしていました。
そしてクソブログ管理人は更新さえすればたとえ粗製乱造のゴミクズであってもアクセス数を稼げると、原稿用紙一枚にも満たない稚拙な描写の駄文を毎日書いて、ランキングだのに一喜一憂して、どうしようもなく惨めだったと、今更ながら思います。
実際まともに描写と呼べるものは皆無で、ただひたすら説明、比喩を繰り返す書き殴りばかり、全ては管理人の無能が招いた結果。
当然、誰かに評価されるわけもありません。
結局は楽したかったのです。
たかだか一枚分、書いて終われると。
更新を断ち、ゲームの記事を書いて拍手なんか貰えると嬉しい反面これでいいのかと、心底喜べずに居たのは創作への無責任さに由るものでした。
にも関わらず、自分では無くゲームを責めて慰めていました。
こんなゴミ記事を投稿したのは、誠意を見せる為にも半端に書くのはもう終わりにしたいからです。
来月で丁度一年経ちますので、この機会に変わりたい。
私事ですが戒めの意味を込め、一番見えやすい所に投稿させてもらいます。

2014年7月9日

ここからは自分語り。
創作活動を行う人は自分含め、布教活動、修行等の為に各地を転々とする遊行僧として映ります。
家庭も持たず屋外で野営をして、ただ自分の信じる教えを伝えんとする精神性など自分は持ち合わせていませんし、個人の価値観と思想、宗教を一緒くたにするのは荒唐無稽に思われるかもしれませんが、場所や時代を問わず、一瞬でも感性を共有出来たならそれは物書き、表現者としての喜びとさして変わりません。

最後に創作活動をする人達へ。
評価は他者が決める指標でしかないので、それを絶対とするのはあまりに危険。
気にしている人はランキングだのコメントだの見ないよう習慣付けるのが、一番です。
悪く言われた訳でも無い、特に文句の無い作品ってこと? なら別に良いかと片意地張らずにやれるのはアマチュアだけなんですから、それを苦痛にしてしまうのはあまりに勿体無い。
多くの人に見られるまで、評価は無い物と扱うのが賢明なんじゃないでしょうか。

以上過疎ブログ管理人の戯言でした。

短編恋愛小説集「これが僕たちの幸せの形」 第2話 手の届かない存在

短編恋愛小説「これが僕たちの幸せの形」
08 /03 2020
「円と別れてよ」

告白した翌日の朝。
一限目が始まる数分前。
用を足してトイレから教室に向かう途中、円の友達である赤松菜穂さんは出会い頭にそういった。
漆を彷彿とさせる艶のある黒髪を棚引かせて。
知らず知らずの内に、彼女の気に障るようなことでもしただろうか。
それでも別れろと言われて、はいそうですかと了承できるほど、軽い気持ちではない。
やっとのことで思いを届けて実った、僕と円の恋心。
部外者になど邪魔されてたまるか。

「突然すぎて、意味が分からないんだけど。順を追って説明してくれないかな」
「円はね、顔立ちは地味だけど明るくていい子なのよ。根暗でナヨナヨしたアンタには勿体ない子なの。あの子はアンタにとって夜空を瞬く星。つまり手の届かない存在ってことよ」

訊ねると、彼女は次々に円への褒め言葉と、僕への悪口をまくしたてる。
普通なら怒号を飛ばしても、おかしくはない。
だが怒りよりも、驚きの感情が勝っていた。
よほど結ばれたことが気に食わないようだ。
友人として、円が心配なのは痛いほど分かる。
けれども僕との恋仲を裂く権利など、どこにあるのだろうか。
肝心の円の意思を、この子は汲んでいるのか?
僕らが身勝手だというなら、この子だってそれ以上に身勝手だ。
困惑していた最中は聞き流せていた台詞の数々に、次第に憤りが募っていく。
こういう女子にははっきり、ガツンと言い聞かせないと。

「……ま、円のこと幸せにしてみせる。もういいでしょ、この話は」
「はっきり喋れよ、キモ男。そういう優柔不断な所が不愉快なの」

でも臆病者は、どこまでも臆病者だ。
意を決して放った言葉さえ、どもって上手く喋れない。
その弱々しさに漬け込んで、赤松さんは間髪入れずに毒を吐いた。
優柔不断。
それくらい、誰にだってある欠点じゃないか。
なんでここまで、罵倒されなければならないんだ。
女子というのは基本、嫌いな男子に辛辣に当たってくるものと、ある程度割り切ってはいる。
こういう経験だって、一度や二度ではない。
とはいえ、あまりに酷すぎやしないか。
人が大人しくしてれば、いい気になりやがって。
僕の心に燻る、異性への憎しみという種火は、着実に勢いを増していく。
そして今にも爆発してしまいそうなほどに、燃え盛っていった。

「なっち、亮ちゃ~ん! 何話してるのぉ~」
「いや、円のことについて、聞いてたんだ。ねっ」
「なっちと仲良かったっけ。会話してるの、初めて見たけど」
「……」

喧嘩していたのが知られれば、円と彼女の間に軋轢が生じてしまいかねない。
気を利かせて誤魔化すと、その様子を彼女は気の立ったネコの如く、まじまじと眺めている。
余計な発言はするなよ。
獲物を見据える蛇のような彼女の眼には、そんな感情が込められていた。

「どうしたの? 元気ない?」
「あ~、昨日が最高の日だったからかなぁ。後は気分が落ちる一方だよ」
「亮ちゃんたら。上手なんだから」

嘘だった。
学園生活を謳歌するには必要な嘘だ。

「ごめんねぇ。二人で話してたの、邪魔しちゃって」
「いいのよ、円。じゃ、私はもう行くね」

溜め息を一つ零すと全身に張り詰めていたものが、どっと抜けていく。
人と接するのは、多大な気力を要する。
それが嫌いな人間なら尚更だ。
切れ味が落とさぬため刃物を研ぐように、神経をすり減らす学校での日々。
根っから明るい人間でもない限り、この苦痛には耐えられそうにない。

「ハァ……疲れた」
「女の子慣れしてないもんね、亮ちゃん」
「ハハハ、僕の女っ気のなさは円が一番よく知ってるもんな」

そうだ、円さえ隣にいてくれればいいんだ。
口元を抑えて笑う彼女に、僕は微笑み返す。
この幸せだけは絶対に手放さないと、胸に誓いながら。

短編恋愛小説「これが僕たちの幸せの形」 第1話 人生で一番綺麗な夕焼け空

短編恋愛小説「これが僕たちの幸せの形」
08 /02 2020
からかわれるのが嫌で避けてしまった中学時代に色褪せていた茜の空は、再び鮮やかな赤と黒を取り戻す。
コンクリの壁に覆われた閉塞感のある道路は街灯も少なく、夜中に歩くには危険な道。
でも僕にとっては、彼女と二人きりになれる特別な場所。
ここには、僕たちの仲を茶化す奴らはいない。
たとえ告白したとしても、だ。
柴田円(しばた・まどか)。
小学生の頃からの幼馴染で僕の好きな人が、隣を歩いている。
プールの塩素で脱色した赤っぽい茶髪に、小麦色に焼けた肌、そして筋肉質な肉付きのいい身体。
彼女の首筋や鎖骨に滴る汗を目で追うと、そんな所にばかり目がいってしまう。
でも女らしさからかけ離れた彼女を見て、クラスの男子が自分を棚上げして放った言葉を、僕は一生涯忘れない。
―――女ゴリラ。
日々の努力の結晶を侮辱されて、言い返せない自分が歯痒かった。
僕に彼女を好きになる資格なんてあるのか。
告白するのに中学生の頃から数年間、悩みに悩んだ。
でも、やれることをやらない後悔はしたくない。
息をゆっくり吐きつつ、僕は覚悟を決めた。

「まっ、円! ぼっ、ぼぼ僕と……」
「緊張してる? 深呼吸深呼吸」

心配する円の真似をして、顎が外れたかのように口を開けると、呼吸は幾分か楽になる。
夕方になって気温は落ち着いてきたというのに、滝のような汗が止まらない。
胸の動悸は、今にもはちきれんばかりに激しくなる。
告白した人は、みんなこれを乗り越えてきたのか。
ごちゃごちゃ頭で考えてたら、ずっと告白なんて無理だ。
もう勢いに任せてしまえ。

「つ、付き合ってほしい」

言え、言うんだ!
早鐘を打つ胸に従うと、僕は至極シンプルに恋心を伝えていた。
予め告白する際に考えていた台詞も忘れて。
ああ、終わったな。
失態を犯してから気がついた僕は、その場で項垂れた。
孔雀のオスは求愛の際、きらびやかな尾羽根をメスに見せる。
人生の大仕事でポカをやらかした僕は、動物からしたらどんなに愚かだろう。
しかし前にして、言葉を綺麗に飾りつけるだけの余裕がなかったのだ。
いっそ、こっぴどく振ってくれ。
そうしてくれれば、諦めもつくから。
絶望が、雨雲みたいに心を覆いつくした。

「う、うん……嬉しい……。これからは恋人として……一緒だね」

両手で顔を覆う彼女は、ゆっくりと言葉を紡いでいく。
OKを貰って緊張がほぐれると、安堵からか涙腺が緩んだ。
次の瞬間には、一筋の雫が頬を伝っていた。
あれ、おかしいな。
泣くつもりなんてなかったのに。
泣かせるつもりなんてなかったのに。
けれどこれは、哀しいから流れたのではない。
嬉しさが、涙となって溢れ出したのだと。

「あ、ああぁ……よかった。……勇気出して……」
「もう、ハンカチくらい手渡してよ。彼女が泣いてるんだから」
「ホッとしたら、つい……」
「亮ちゃんパッとしないし、しっかりしないと自慢の彼女、誰かに取られちゃうよ」
「し、失礼だなぁ! まぁ、否定はしないけどさ……」

他人にわざわざ言われなくても、自覚くらいある。
僕が円に相応しい人間ではないことも。
でも今、この瞬間だけは幸せな時間に心いくまで浸りたかった。
そして僕と円が恋人になれたのだという、確かな証が欲しかった。
……流石にそういうのは、僕たちにはまだ早すぎるけど。

「手、握っていいかな?」
「う、うん……」

手を繋ぐなんて、普段は何気なくしていた行動だった。
けれど関係性が変わったというだけで彼女の表情が、仕草が、まるで違うもののように映る。
まるで万華鏡を覗いたような、不思議な感覚を覚えていた。 
恋。
悪くない心地だ。

「暖かいな、すごく」
「なんか触りかた、いやらしー」
「え、あっ、ごめん! そんなつもりなかったんだけど」
「ハハハ、冗談冗談。亮ちゃんはからかいがいあるなぁ、ホント」

女の子には似つかわしくない、喉彦が丸見えの大笑。
普段なら注意の一つもしていただろうが、無粋だな。

「……正直いうと、こういうの慣れてないからさ。空元気でごまかしちゃった」
「文化祭のコスプレ喫茶で褒められた時も、そんなだったね」
「恥ずかしいこと思い出させないでよ。でも、初めての恋人が亮ちゃんでよかった……」
「僕もだよ。初めての相手は円って決めてたから」
「て、照れちゃうね。亮ちゃん、あのさ」
「どうしたの?」
「大好きっ!」

唐突に彼女は子どものような無邪気な笑顔で、恥ずかしい台詞を臆面もなく言った。
好きな人に好きと伝えられる、素直で真っ直ぐな純真さ。
ああ、こういう部分に僕は惹かれていったんだな。
でも好きを口頭で伝えるのに緊張しない人間なんて、きっといない。
円なりの好意の返し方に応えてあげるのが、男としての務めだ。

「うん、僕も」
「僕も……何?」

意地悪な表情を浮かべ、こちらの顔を覗き込む。
その先の言葉はないの?
十年来の付き合いだ。
わざわざ言葉にせずとも、そう言いたいのが分かった。
彼女の無邪気で人の反応を見て面白がる所が、昔と変わらないから。

「だ、だからさ、その……。……だ、大好き。……僕も」
「亮ちゃ~ん! 私も、私も、私も~っ!」
「わわっ、円!」

短編恋愛小説「これが僕たちの幸せの形」 あらすじ

短編恋愛小説「これが僕たちの幸せの形」
08 /02 2020
冴えない高校2年生、柳沢亮(やなざわりょう)は同い年の幼馴染み、柴田円(しばたまどか)に告白しOKを貰って、晴れて恋人となった。
でも幸福と不幸の総量というのは、予め決まっているのかもしれない。
翌日に彼女の女友達、赤松菜穂(あかまつなほ)からは別れるよう促されたのである。
その後も幸せの絶頂の少年を、立て続けに不幸が襲う中、彼が出した結論とは。
成就した後から始まる、異色の恋愛小説?!

yuu_garakuta

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